・スピーカーを自作するために2点のパーツを購入

筆者がスピーカーを自作するために購入したパーツは、音を出す部品「スピーカーユニット」とそれを収めるための箱「スピーカーボックス」である。

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・激安のスピーカーユニット

まずスピーカーユニットだが、自作スピーカーマニアの間ではコスパ最強とも言われている、TOPTONE(東京コーン紙製作所)の『F77G98-6』という製品をチョイスした。

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このF77G98-6は主に、秋葉原などに電子部品店を構える「秋月電子通商」で販売されており、なんと1個が税込300円、2個以上買うと割引で1個250円になるという驚きの安さを誇るスピーカーユニットなのである。

・Amazon1位のスピーカーボックス

そしてスピーカーボックスは、ショッピングサイトAmazonのスピーカーボックス部門で不動の1位となっている「FOSTEX スピーカーボックス P800-E」だ。

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そもそもAmazonにスピーカーボックス部門があること自体驚きだが、ランキング1位のその理由は、1個あたり税込1581円という安さと、高級感のある木目調のデザイン、そしてすべての部品がすでに組み上げられている手軽さのようだ。

・1個のスピーカーが約10分で完成

スピーカーの製作は驚くほど簡単。ザッと説明すると、スピーカーを取り付けるためのネジ穴の位置をマジックでマーキングし、ネジ穴を開け、スピーカーをネジで止めるだけ。ちなみに、筆者がスピーカー1個の製作にかかった時間は約10分であった。

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・税込1700円のオーディオアンプ

スピーカーが組み上がったところで、音を出すためにはアンプとの接続が必要となる。そこで筆者が用意したのは、これまたAmazonのパワーアンプ部門1位の「Lepy ステレオアンプ LP-V3S」だ。

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このLP-V3Sもオーディオアンプとしては破格の税込1700円となっており、前述のスピーカーユニットと同様にオーディオマニアの間ではコスパ最強の定番アンプとして支持されている商品だ。

・音の価格破壊

それでは、役者が揃ったところでさっそく音を出してみよう、パソコンに接続して様々なジャンルの曲を聴いてみると……マ、マ、マジかよ! 250円のスピーカーユニットから出ているとは思えない「音の広がり」と「粒立ち」が感じられ、ボーカルの息遣いや各楽器の位置もしっかりと聴こえるではないか。マジでこれは音の価格破壊やで!!

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・音の価格破壊

試しに、国内外問わず数々のオーディオアワードを受賞している、定価で税込8万1000円のPCスピーカー「KEF X300A」と聴き比べてみると……自作オーディオに比べて、KEFはさすがにサイズが大きい分、重低音がしっかり出ていてどっしりとした印象である。だがしかし!

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高音に関しては、自作オーディオの方が柔らかくて心地良いではないか。KEFのクリアな音とは違うものの、とりわけ解像度が低いと感じるわけでもなく、BGMとして鳴らすのに丁度良いナチュナルで優しいサウンドだ。

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さらに、ボーカルなどの中域の張りやツヤに関しても、大音量で聴かない限りは同等レベルと言っても過言ではないだろう。ちなみに、アンプ「LP-V3S」に付いている音質調整用のイコライザーで高音と低音を少し上げてやると、パンチが増してより迫力のあるサウンドになるぞ。

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格安部品で自作したオーディオシステムは、明らかに価格を超えたサウンドであることがわかった。手間もかからずあっという間に完成するので、気軽に工作気分を楽しみたい方にもオススメだ。もしスピーカー選びに迷うことがあったら、絶対に自作してみてくれよな!

参考リンク:秋月電子通商「F77G98-6」