・『美少女戦士セーラームーン展』

『美少女戦士セーラームーン展』が開催されるのは、六本木ヒルズの展望台だ。52階の全フロアがセーラームーン一色になっている。ハッキリ言って全てが “見どころ” なのだが、それでは話が終わらない。ということで、「ここは是非ジックリ見てほしい」と感じたポイントを3つ紹介したい。 

・その1:懐かしのアイテムがヤバイ

見どころのひとつは何と言っても当時のグッズだ。エントランスと、奥のエリアには、セーラームーンが表紙を飾った『なかよし』や、カードダスなど細々したものから、オークションで高騰している当時のオモチャまで500点以上が展示されているのだ。あっ、お金を入れたら動く遊具まである!

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その数と種類はまさに博物館と言っていいレベル。きっと、ひとつやふたつ「これ持ってた!」「持ってたのにいつの間にか失くした」「これ欲しかったけど買ってもらえなかったやつ!!」など思い出があるはず。ここは、マジでテンションがあがる。

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・その2:ガチ制作された「セレニティのドレス」

続いて「これは!」と思ったのは、アイテムのそばで展示されているネオ・クイーン・セレニティとキング・エンディミオンの衣装だ。何でもめちゃくちゃゴージャスな素材が使われているそうだ。

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素材の価値はいまいちピンとこなくても、とにかく美しいことだけはわかる。透けそうなほど繊細な布地や、角度によって表情を変えるスワロフスキーの輝き、ドレスの後ろのトレーンの広がりまで、最もイメージに近いものではないだろうか? 360度……とはいかなくても、ジックリと堪能したい。

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・その3:息をのむほど美しいカラー原画

そして、私・沢井メグが最も感動したのが、原画展示エリアである。ここには連載開始の1992年から、この展示会のために描き下ろされた原画までが展示されている。原作者の武内直子先生といえば、透明感のある美しいカラー絵を描くことで知られているが、ナマの原画からは、印刷されたものでは伝わりきらない美しさが感じられるぞ!

印刷されたものは、どうしてもペタっとしてしまいがち。それは当然のことだが、原画に近づいてみると、異なる画材が織りなす凹凸も見えるし、コラージュなど様々な技法を用いて絵が完成されていることがわかる。息をのむ。これはサラっと流さず、是非じっくり見たいポイントだ。


そして1枚1枚、かなり大きい。連載中、セーラームーンの扉絵がカラーじゃないことは、ほぼなかったはず……。一時期、「コードネームはセーラーV」を同時に姉妹誌で連載していたことを考えると、こんなに美しい絵をコンスタントに描いていた武内先生ってマジでハンパない! 

──以上が絞りに絞った3つのポイントである!

ほかにも、公式年表やミニムービー、ミュージカルの小道具の展示などが盛りだくさんだ。ゆっくり皆さんの目で実際に確かめていただきたいが、じっくり見ていると、うっかり丸1日使ってしまいそう。いや、1日じゃ全然足りない! このボリュームこそ、セーラームーンの歴史であり、熱量なのだろう。

・今回ご紹介したイベントの詳細データ

イベント名 美少女戦士セーラームーン展
開催場所 六本木ヒルズ展望台 東京シティービュー内スカイギャラリー
住所 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階
開催期間 2016年4月16日(土)~6月19日(日)
時間 10:00~22:00(最終入館は21:30)
チケット 一般1800円、高校大学生1200円、4才~中学生600円、65才以上1500円